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リミッツ オンラインマッチ シーズン2 Match 17, 18 & 19レポート


March 07, 2020

2020年3月6日、リミッツ オンラインマッチ シーズン2のMatch17,18 &19の3試合が実施されました。

 

Match 17

有柚まさき vs 紅月トヨ

テーマ: 地下 x 行動

階段を降りる少女を描き、画面全体で地下を表現していく有柚まさき選手に対し、
紅月トヨ選手は、漫画のコマ割りのようにキャンバスを線で区切り、描き進めていく。
 

ダークな色味と壁のひび割れでさらに地下の雰囲気を演出。そして現れる不穏な影が新たな展開を感じさせる。
 

上から見下ろす難しいアングルで新たなキャラクターを描いた紅月トヨ選手。地下へ飛び込んでいるのか。
 

姿を現した影の正体。怯える少女の表情から、場面の緊張感が伝わる有柚まさき選手。
 

紅月トヨ選手、視線を集める集中線やトーンのような表現で、より漫画らしく描いていく。
 

少女が手に持つランプの光がドクロを消滅させるという演出を見せた有柚まさき選手。
 

ここまで白黒で描いていた紅月トヨ選手、残り1分の時点で色を入れてきた。
 

キャラクターの表情を笑顔に描き変えた有柚まさき選手。しっかりと着地し、ここで試合終了。


試合映像はこちら

総括

線画で階段、そこを降りていく少女と、まずテーマの地下を表現した有柚まさき選手。
じわじわと不気味な地下を暗いトーンで描き展開を深めてから最後に光を入れる、時間配分を意識した演出を行なった。

まず人物のアップを素早く描いた紅月トヨ選手。
そこからコマ割りのような表現をいれ、上から見下ろすような構図で人物を描くなど、シーンの展開に力を入れた。

時間配分やアイデアの布石が評価につながり、有柚まさき選手の勝利となった。

 

 

Match 18

AKI vs yUneshi

テーマ:鳥 x 試練

開始1分で、ヒナが木から落ちる演出を見せたAKI選手、さらに筆のようなかすれたブラシで描き進めていく。
yUneshi選手は、囲み塗りツールで背景を描いていく。
 

得意とする和服のキャラクターを描いたAKI選手。木から落ちたヒナを抱き抱える。


大きく手を広げるキャラクターを描いたyUneshi選手。手紙を咥えた鳥が空に羽ばたいていく。
 

ヒナを中心に桜の花びらが舞い始める。大きな展開を見せようとしているAKI選手。
 

桜の花びらは大きな鳥へと姿を変えた。
 

yUneshi選手、手紙を咥えた鳥は空へと消えていき、時間が経過して夜へ。
 

羽に模様を入れてクオリティーを上げていくAKI選手。
 

目の前に現れた帆船に乗る人物の手には、手紙を咥えた鳥が立っている。
 

桜吹雪のアニメーションで最後を飾ったAKI選手。
yUneshi選手も美しい光を描き感動のシーンを演出。
両選手しっかりと作品を見せて、タイマーがゼロになり、試合終了。

 

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総括

手作業のアニメーションのように、木から落ちた小鳥を表現したAKI選手。
小鳥が鳳凰のように成長する様子を、一貫した和のテイストで、アニメーションなども取り込んで演出した。

囲い塗りツールを使用し、背景やキャラクターなどを細かく描いたyUneshi選手。
細かなモチーフや人物の動きなど、様々に展開を重ね、壮大なストーリーに仕上げていった。

時間ごとの展開に注力した2名、ビジュアルストーリーテリングは互角ながら、
アイデア面での評価を得、AKI選手の勝利。

 

 

Match 19

梶野光太郎 vs森魚

テーマ: 鱗 x 運命

細かな線画でドラゴンの顔を描き進める梶野光太郎選手。
森魚選手は広いブラシでぼんやりと描き、徐々に形にしていく描き方。
 

森魚選手、暗いトーンを描き足し、コントラストを上げていく。

キャンバスを拡大し、新たに鯉を描き始めた。
 

梶野光太郎選手、ドラゴンの大きな翼が描かれていく。
こだわりを感じる細かなディティール。
 

泳ぐ鯉と船に乗る人物、これは水面の表現か、森魚選手。
 

同じタイミングで新たなキャラクターを描き始めた両選手。
 

葉っぱブラシで鮮やかな緑を入れてきた森魚選手。画面の雰囲気が大きく変わっていく。
 

梶野光太郎選手、ドラゴンの手に玉を描いた。
 

最後にサインを書いた梶野光太郎選手。
水面の光や葉の質感を描いた森魚選手。
両選手キャンバスの位置を調整し、試合終了。



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総括

下書きすることなく、ドラゴンの頭部を描いた梶野光太郎選手。
細かなタッチを重ね、最後には相対する人物を描くことで、ドラゴンのスケール感を表現した。

厚塗りのタッチで、画面いっぱいに人物の頭を描いた森魚選手。
人物は水面のように歪み、その上を魚が泳ぎ舟が渡るという独自の世界観を描き切った。

アイデアとテクニックが評価につながり、森魚選手の勝利となった。