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LIMITS エントリーエピソード 【Vol.1 白黒灰脂】


July 25, 2018

LIMITS World Grand Prixより2ヶ月が経ちました。
激闘を繰り広げたLIMITSアーティストは何を目指して舞台に立ち、そして今何を思うのか?
この度、大会に出場していたLIMITSアーティストに
参加したきっかけやその後のエピソードなどをインタビューしてみました。

LIMITSでは、次シーズンに向けたプレエントリーも絶賛受付中!
まだエントリーを迷われているあなた!
エントリーの参考にしてみては!?


今回インタビューにご協力いただいたのは・・・
モノクロの猛獣と呼ばれる 白黒灰脂さん

LIMITS JAPAN FINALにてベスト8に入り、LIMITS World Grand Prix 2018への出場を勝ち取った実力者!
ワールドグランプリに出場する程なので 経験の長い猛者かと思いきやLIMITSを始めてまだ2年
イラストレーターになってたったの2年という驚くべき事実!
イラストレーターとして、LIMITSアーティストとしてゼロから始めたサクセスストーリー

ITの世界からイラストレーターへ

- LIMITSに関わる前のお話をきかせていただけますか?

つまらない人生でした。
2年前まで。

大学を卒業して就いた仕事はITのWeb監視。
楽しくない悶々とした日々を過ごしていました。
そんな中自分の好きな事で生きていきたいと思い、イラストレーターになると決めたのが2年前です。

イラストレーターになる!と決めたのはいいものの、仕事はどうする?とか何もわからない状況でした。
イラストレーターになりたいのに、イラストレーターさん誰も知らなかったぐらいです。
LIMITSの大会で上田バロンさんがコールされて出てきたとき、誰だ?このイケメンは!?って思ってましたw

LIMITSとの出会い

- LIMITSとの出会いをお聞かせください

イラスレーターで食っていくと決め、とりあえず認知されないとどうしようもないと思ってた中、知人に紹介されて見たのがLIMITSでした。

LIMITS参加1年目(2017年に開催されたLIMITSワールドグランプリの年)はボロボロの結果でした。
そもそもアナログでしか描いてなくて、デジタルが分からない状況での参加!
その年の予選ではPCが持ち込みだったのですが、ノートパソコン持ってなかったので、デスクトップを大阪予選に持っていきました。
格好も合って周りはやばいやつが来たって感じに思われていたようです(笑)

その年のLIMITSは予選で負け続け(大阪、東京それぞれ2回参加)、敗者復活も負け、ワールドグランプリをお客さんの立場で見ました。
見ていて楽しいのですが、とても壁を感じました。

とても華やかで、楽しそうで。

もし、自分がITの会社に行かずやっていればと思ったり。
見る側にいなくちゃいけない事が悔しくて裏で泣きました。
今までの面白くない人生の中で初めて悔し涙が出ました。
早く絵が描きたい!そんな気持ちにさせてくれた初めての年のLIMITSでした。

WGPまで続いた道

- 悔しさをバネに翌年は活躍されてますよね

2年目のLIMITSはリーグ戦から参加しました。
敗者復活で悔しいと思っていたのが、LIMITSの舞台に出させて貰えて嬉しかった。

ですが、リーグ戦1戦目は結果を出せず惨敗。
また、第二戦目は選考落ち。
舞台にすら立てない選考落ち。
悔しくて悔しくて、悔しさを紛らわすために趣味のギター弾こうとしたら、壊しそうになりました(笑)
晴らす事の出来ない鬱憤をもって第三戦目!
相手に絶対勝つ、勝つことへの欲が出た状況で試合し、やっと勝利できました!

この時の鬱憤から勝利の勢いがワールドグランプリまで続いたと思っています。
LIMITSの出場者の絵はジャンルが違ってどれもすばらしく、異種格闘技感が強いです。
単純に絵の上下を競うわけではなくLIMITSのルールの上での競争です。
負けたら悔しいですが、LIMITSで一番悔しいことは、負けることや文句言われることではなく、自分を通せなかったことです。
なので、モノクロの猛獣と呼んでいただいているので、ガムシャラに勝つつもりでいつも試合に臨んでいます。
ワールドグランプリの初戦のGODTAILさんの時なんて、負けた後裏で倒れてました。
パンダの毛皮みたいって言われてたようです。

殆どの人が、僕がワールドグランプリの舞台に立てると思ってなかったと思います。
僕個人も 1年でここに立てたんだ!っと惚けましたし。

LIMITSが起こした変化とは?

- LIMITSへの参加を通じてどの様な変化がありましたか?

LIMITSに出てから変わった事はGODTAILさんjbstyle.さんなど色々なLIMITSのアーティストの方や、LIMITSを見てお仕事を依頼していただいたクライアントなど、LIMITSをやっていないと無かった新しい出会いがあったこと。
また、ワールドグランプリに出る事で追いかける人達、世界アーティスト達の技術を間近で見て、追う背中が高くて遠いと思い知った。
勉強になりました。

あと、自分が意外と目立ちたがりだと気づきました。
自分に自信が無い状況でイラストレーターになってしまったのでこうなるとは(笑)
アオガチョウさんが言っていましたが、日頃20分も絵を描くのを見てもらえないからLIMITSは楽しいと。
僕もホントそう思います。


参加したい人へ

- 最後にこれからLIMITSへ参加する人に向けてメッセージをお願いします。

イラストは、サブカルチャーという側面があって大っぴらに表舞台に立たなくていいと思っている人もいるだろうし、
勝敗がつけられる事で自分の絵を否定された気持ちになるだろうし、
下手くそだと思われるかも。。。と不安になるかもしれないですが、
僕は見てもらえないことが苦しくて、存在が無しになる(知ってもらえない)ことが一番怖い。

LIMITSはしっかりしんどいけど、やりたくなってくる。
負けた時はしっかりしんどいですが、無下に負けたから下手とか言うのは絶対ない。

あと、業界のトップを走っている先輩方はこんな気持ち何百回と味わっているだろうと思っています。
40超えたアーティストの先輩方が去年より上にいこうともがいている、本気な大人を見させられたら平成時代のゆとり代表としてがむしゃらにやりたくなります。
昔僕が持っていた、40代のイメージはもっとくたびれていました。

本気になれる場所はそんなに無いので、僕は機会があればもっと出してほしい。
もしLIMTISを見てアツさを感じる人が居たら やってみたらいいと思います。
けど、次の日はお仕事入れない方がいいと思います。
負けるとしんどいです。その時はおいしいもの食べてふて寝しましょう(笑)


 

たった2年で辿り着いた世界の舞台。何が起こるか分からないのがLIMITSです。
最後の1秒まで諦めない彼の姿は作品にも現れ、多くの観衆に突き刺さりました。
今期のリーグ戦での活躍も期待大です!

 


 

白黒灰脂(モノクロハイジ)
プロフィール:
1989年2月生まれ
幼少から絵を描き始め、2016年から東京を中心とした
個展・ライブアート・制作だけでなくLIMITSなどの
アートバトルにも参加するモノクロの猛獣

代表作品
TRY2017新人賞受賞店「陽はまたのぼる」のユニフォーム制作

LIMITS アーティストページ
https://app.limits.jp/artists/Haiji_Monochro
Official site
https://monochrorme-haiji.jimdo.com/