2018/09/09

ニュース

LIMITS エントリーエピソード 【Vol.2 AKI】

LIMITSアーティストに参加したきっかけやその後のエピソードなどをインタビュー!
LIMITSでは、参加アーティスト絶賛募集中!
まだエントリーを迷われているあなた!
エントリーの参考にしてみては!?
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今回インタビューにご協力いただいたのは・・・

初出場からたった2ヶ月で電撃的な快進劇をみせた
25歳のスーパールーキー AKIさん!
2018年3月に開催されたLIMITS JAPAN FINAL最終予選を首席で突破!
その期待を裏切らず、4月のJAPAN FINAL決勝大会で準優勝を果たし
5月の世界大会「LIMITS WorldGrandPrix2018」へも出場
7月に開催されたMonstArtBattleではあの世界王者AhmedArdooriをも撃破
その実績に反してゆるふわ〜なキャラクターから、「のんびりした人なのかな?」
と思いきや、中身はコダワリ尽くしの商業アート職人だった!?
普段は絵でしか語らないと言う、イラストレーターAKIの本心に迫ります


商業イラストレーター AKI

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- この様なインタビューっていかがですか?

私は商業イラストレータであり、自己表現を目的としているわけではないので、私の考えを言葉
で発信することは、必要なことではないと思っています。
でも思ってること、考えてることは沢山あるので、みなさんにお話しできる機会をいただけてう
れしいです。

- ファンの人に向けて言ってもいいんじゃないですか?

いるのですかね?私のファン?
ファン欲しいですw
有名な方がお話しするのは分かるんですが、私みたいなのがって、少し思ってしまいます。

- いえいえ、お話聞きたいですよ!それでは本日はよろしくお願いします。


LIMITSでのコダワリ

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- 早速ですが、LIMITSに参加する上で特に気にしていることを教えて下さい。

私の武器はストーリーです!
あの(作画)技術のお化けみたいな人達とそのまま勝負しても勝てないので。。。
LIMITSでは、如何に1枚の絵の中でキャラクターの人生やストーリーをドラマチックに見せられ
るかが自分のポイントです。
なので毎回、テーマの準備をしっかりします。
実は密かにWorldGrandPrix2018ではテーマの10×10のアイデアシート作っていました。
私はストーリー重視なので、下準備が全て、テーマが発表されてから勝負開始です。

- 時代劇的な和モノ作品を多く描かれてますよね

昔から時代劇が好きで、LIMITSでも和モノを描くのですが、
きっかけは好きな役者さんが岡田以蔵をやるので、どんな人物か知りたくておじいちゃんに借り
た司馬遼太郎の小説でした。
他には戦隊モノとかも好きです。
少女向けより少年向けのものが好きなんです。
アニメや、漫画、舞台とかエンターテイメントが大好きで、舞台はよく東京や大阪に見に行きま
す。
私自身がオタクカルチャーの受け手なので、自分が描く時も見ているお客さんに喜んで欲しい。
とにかくお客さん第一でやっています。
例えば、以前MonstArtBattle*で描かせていただきましたけど、
会場のお客さんが何を見たいのかすごく考えて、準備のために出来るだけモンストのアニメを見
たり、初日終了の後にもモンスト好きの友達に聞いたりして、楽しんでもらえる準備をしまし
た。
*MonstArtBattle:XFLAG PARK 2018にてLIMITSが出展したモンスターストライクコラボレーションのデジタルアー
トバトル 
絵を描いて喜んでもらえるのが好きなので、見てもらう人に楽しんでもらいたいといつも思っています。


LIMITSとの出会い

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- LIMITSとの出会いを教えて下さい

JAPAN FINAL*最終予選の名古屋予選をうちの学校(名古屋デザイナー学院)でやっているとき
に、私が体験入学の引率をしていて、そこで初めてLIMITSに出会いました。
「誰かやってみない?」って言われて手を挙げたのがLIMITS初体験です。
そこで運営の方に「予選に出てみる?」って声をかけられて、興味をもってもらえたのが嬉しく
て参加しようと思いました。
その時はベテランの出場者の技術を間近で見られるんだったらいいな!という気軽な気持ちもあ
りました。


最初の舞台JAPAN FINAL、そして続く大舞台WorldGrandPrix2018

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- JAPAN FINAL決勝大会で歴代の王者に勝利し、瞬く間に準優勝しましたがその時はどんな気持ちでした?

JAPAN FINAL決勝大会に出ることに緊張とかプレッシャーとかは無かったのですが、
審査員にめっちゃ辛口審査の谷口さん*という人がいる!と聞いていたので、谷口さんが怖かった
です。
沢山生徒も見てる前でダメ出しされたらどうしよう。。って思って。ホント事前にお土産渡そう
かな!?とか思うぐらい(笑)
*谷口純弘氏:FM802 / digmeout プロデューサーであり鋭く的確な評価でずっとLIMITSを育てて来た名審査員
そんな中、初戦の感想が谷口さんに振られて、「やばい!終わった!」思っていたら、すごく褒
められて!ほっとしました。
そこが私のJAPAN FINALのハイライトの一つです(笑)
試合に勝った時は、素直に嬉しかったです。
ですが、勝ち負けだけではなく、WorldGrandPrix2018のアオガチョウさんとの再戦の時、私と
の対戦前にすごく準備をされているのを見て、高校の時から尊敬して、大好きなアオガチョウさ
んが本気で当たってくれてるのを感じて本当にうれしかったです。
話すだけでもすごいのに、一緒に絵を描けるなんて、こんなにすごい事が起きるんだ!っていう
LIMITSならではの体験でした。
私自身負けず嫌いなので、もしかしたら負けたら泣いてしまうかと思っていたんですが、
JAPAN FINALの決勝戦でGODTAILさんに負けた時も、WorldGrandPrix2018の1回戦でアオガ
チョウさん負けた時も、相手の作品が「これはスゴイ」という納得の負けだったので、逆にここ
に行く!というのがしっかり見えて、目標を見つけられてうれしかったです。


LIMITSで変わったこと

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- LIMITSに関わって何が変わりました?

大きいイベントに関われるのがすごいうれしいです。
MonstArtBattleに出させていただいたときに、村田さん*に呼ばれて入場する事なんて、今後一
切ないですよ!
*村田太志氏:声優。人気スマホゲーム「モンスターストライク」のキャラクター坂本龍馬役。
MonstArtBattleではMCを担当
また、ベテランのイラストレーターさんと話せる事。
ただのファンではなく、一緒にLIMITSに参加する仲間として話せるのはむちゃくちゃ勉強にな
る。
新しく入った事もありLIMITSの先輩達にはホント良くしてもらっています。
先輩達には、まだまだ甘やかして欲しいです。褒めて下さい(笑)
同世代、若手はKathmiさんとかTAKUMIさんとかですが数少ないです。
同世代が増えて友達増やしたい感はありますが、まだルーキーでいたいので、新しい人が来たら
倒します(笑)


今後の目標

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- 今後絵描きとして、LIMITSアーティストとしてどうありたいですか?

私は、海外志向が無いです。私は日本の文化が好きで、日本で売れたい。

WorldGrandPrix2018で百鬼夜行を描いたのですが、これ海外の人分かるのかな?っとふと疑問
に思ってYouTubeのコメント後で見直したんですが、妖怪ナイトパレードって書かれていて盛り
上がっていました。
絵で海外に私のストーリー、日本の文化は伝わるという事を体験しました。
なので、私は海外で売れるとしても、日本の文化で売れたい。
私の好きな日本のオタクカルチャーで売れたいと思っています。
商業イラストレータとして、多くのお客さんに喜んでいただいて、多くのお金いただくのが一番
名誉なことだと思っています。
LIMITSでも、次の世界大会で優勝して、一番多くの賞金をいただきたいです。
そのためには誰が来ても勝てるようにならないといけないので、誰かを意識せず、
キャラクターをもっと見せられるように技術を上げていきます。
 
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日本のオタクカルチャーへの深い愛と、顧客第一というプロとしての強い想いが、彼女の中から溢れる沢山のストーリー
の源でした。
今後の活躍もすごく楽しみです!

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AKI(あき)
プロフィール:
1993年5月生まれ
三重県出身 名古屋在住
Force of Willなどカードゲームイラストを中心にフリーランスで活動中。
現在はイラストのみならず漫画の仕事にも積極的に取り組んでいる。

代表作品
TCG Force of Will
LIMITS アーティストページ
https://app.limits.jp/artists/AKI
Official site
http://aki511mr-blog.tumblr.com/





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