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リミッツ オンラインマッチ シーズン1 Match 3 & 4 レポート
2019年11月8日、Match 3とMatch 4 が実施されました
Match 3
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マスクド・リョウマ vs 森魚
テーマ:自然 x 発光
まずはアタリをとってから描くブルーコーナーのマスクド・リョウマ選手。
レッドコーナー森魚選手は、直接線画で描き始める。
マスクド・リョウマ選手、キャラクターを着色。
開始から5分が経過。迷い無く描き進める両選手。
複雑な線や色を、一つのレイヤーに描き込んでいく森魚選手。
森魚選手、背景を表現していたかと思われていたが、人物の造形が浮かび上がる。
両選手、具体的ワードの自然を表現。抽象的ワードの発光をどう表現するのか注目。
ひとつのブラシと塗りつぶし機能だけで描く、シンプルな描き方で共通する両選手。
しっかり線を描いた後に着色するマスクド・リョウマ選手に対し、
森魚選手は、ざっくりと線を描いて塗りつぶし、絵を構成していく抽象的な描き方という点で違いがある。
マスクド・リョウマ選手、感電して発光するシーンをコミカルに表現。
森魚選手、球体が発光しているかのような表現。
両選手、最後まで制作。
ここで、タイマーがゼロになり試合終了
。
ダイジェスト映像はこちら
総括
2名とも線画からスタート。
わかりやすいシンプルな線画で、複製や塗りつぶしなどのツールを使用し、
キャラクターをコミカルな表現で描いたマスクド・リョウマ選手。
複雑な線画を重ね、デザイン的な画面を作っていき、
アースカラーで着色することでまとまりのあるモチーフを描いた森魚選手。
勝者は、REDコーナー 森魚選手。
Match 4
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柳澤康介 vs あらなみ
テーマ:柱 x 発光
ブルーコーナー柳澤康介選手、スポイトツールで中間の色を取りながら厚塗りで背景を描き込む。
レッドコーナーあらなみ選手、アタリをとり線画でキャラクターを描画。
あらなみ選手、描いたキャラクターに着色していく。
柳澤康介選手、新たにキャラクターを描画。
黒で描いたシルエットに、光を描き込んで立体感を出していく。
黒い背景の中に柱を描き足していくあらなみ選手。
あらなみ選手、さらに柱の中に新たなキャラクターを描いていく。
対する柳澤康介選手も作品の中央に新たなシルエットを描画。
あらなみ選手、柱の中のキャラクターが発光する演出。
新たにレイヤーを追加した柳澤康介選手。
レイヤーのブレンドモードを変更し、キャンバス全体に着色。
こまめにレイヤーを結合しながら制作。
キャラクターの表情を変化させる、あらなみ選手。
対する柳澤康介選手、キャラクターの目が発光していく。
さらに発光の表現を増やす両選手。
ここで、タイマーがゼロになり、試合終了。
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総括
柳澤康介選手は、まずブラシの濃淡のみで背景をスピーディに描いた。
下から見た構図で大きなモチーフを効果的に見せ、SF映画のワンシーンの様な画面を作った。
あらなみ選手は、コミックタッチの線画と着彩に、レイヤーの効果を用いて光を乗せ、ドラマチックな
画面にしていく。
人物の表情が変わっていく様子を見せながら、キャラクターの関係性を表現した。
勝者は、BLUEコーナー 柳澤康介選手。